舞台情報設計という本を出します
この度、『舞台情報設計 障害と表現をつなぐ空間デザイン』を出版いただくことになりました。
本書を書き終えようとしていたとき、厚生労働省の新たな障害者動向資料を目にしました。なんらかの障害を有する人の割合が、日本の総人口の9.2%に達するという内容です。障害者差別解消法が施行された2016年前後は6.2%でした。増加を牽引しているのは精神障害者の急増で、かつては「見えなかった」人たちが、社会の認識の変化とともに統計に姿を現してきた結果です。
見方が変わると、現実の輪郭が変わる。
これはそのまま、劇場とアクセシビリティの関係にも当てはまります。障害のある人たちは昔からいた。しかし劇場は長い間、その存在を「見なかった」。バリアフリーが「来られる」を解決するとしたら、舞台情報設計が目指すのは「体験できる」を設計することです。
この転換を、一冊にまとめました。この分野に関わるすべての方の手元に届けば幸いです。
6月25日発売です。現在Amazonにて予約受付中です。
水曜社/アルス双書シリーズ 定価2,700円+税
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