東京に、拠点を作りました
大阪を拠点に活動してきたこの法人が、2026年4月より東京にも新たな拠点を構えることにしました。きっかけは、あるランチの席での一言です。「もう少し東京の仕事があれば、東京にも来やすいのですが」とこぼしたとき、栗栖良依さん(スローレーベル芸術監督)と森真理子さんから返ってきた言葉は、「東京に出てくれば、仕事が増えると思う」でした。仕事を待つのではなく、先に場所をつくる。その言葉で、決心がつきました。
場所は東京都大田区。最寄り駅は「京急蒲田」と「雑色(ぞうしき)」です。
「雑色」という言葉を聞くと、「雑」の字から「いい加減」や「粗末」な印象を持つ方もいるかもしれません。でも調べてみると、この言葉の由来が面白い。雑色とは日本古代の官職で、儀式の段取りから物資の管理、使者、現場での判断まで、何でも担った実務のプロフェッショナルたちのことだそうです。「雑用」とは似て非なる、失敗の許されない中核を担う人々。つまり雑色は、肩書きより実力、見栄より実務を大切にした人たちが集まって暮らした街なのです。
SCA|舞台情報設計も、現場に根ざした実務の仕事です。そんな土地から、東京での活動を始めてみようと思います。
